アイドルオーディション番組「PRODUCE 101」がヒットを飛ばしWanna oneが勢いに乗る中、この波に続けとばかりに立ち上がったのが、アイドルリブート（再起）企画番組「The Unit（ザ・ユニット）」

101が主に練習生を集めて企画されたものだったのに対して、The Unitでは「既にデビュー経験のあるアイドル（男女問わず）」にスポットを当てることで、デビューしたものの活躍の場を得られないでいるアイドル達に再起の機会を与えようというのが特徴。

オーディションで男女それぞれ63人・計126人を選抜し、最終選考に残った男女各9名のグループを作り、7ヶ月の期限で活動するというのが目標です。（当初は14ヶ月だったのが各事務所からの申し立てで短縮されたようです）

エピソード1・2では、まず再起をかけるアイドル達のオーディションの模様が放送されました。

端的に言うとくすぶりアイドルワンチャン番組なわけですが、特に男性グループは日本で活動したことがあるというか日本での収益がメインなんじゃないかっていうグループが満ち満ちになっていて（「売れてはいないが一応稼げていて解散するほどではない」ラインがここなんでしょうね）、新大久保で・ZEPPで・ヴィーナスフォートで・噴水広場で見たことがある・きらきら輝いていたカワイイあの子やあの子が顔をこわばらせながらステージに立って、審査の目にさらされて、もしかしたら手酷い評価を受けて落とされるかもしれないという、本人もキツいだろうけどそれ見せられる既存のファンもだいぶキッツいという、冒頭からだいぶヘビーな構成になっています。　

あと中にはデビュー数ヶ月でもう投入されてる子とかいて、再起かけるの早すぎない？年単位でくすぶってる先輩方の気持ちも考えて？とか言いたい気持ちもありますが、出演に際して放送局から事務所へ圧力がかかったみたいな話も一部で流れてましたし、まあ色々事情もあるんでしょうね多分…今日は名前だけでも憶えて帰ってくださいねみたいな…。

デビュー組の強みとして、歌やダンスのレベルや魅せ方みたいなものがそれなりの基準値をちゃんとクリアできてるっていう部分があるので、先立って公開された出演者ほぼ全員参加のMVも見応えがあるものに仕上がってます。

そしてステージで努力し戦うアイドル達の一方で、ネット上では「なんとかこの機会に売れてくれ…！！！」「うちの子の良さ、人に知られてくれ…！！！」という、くすぶりドル達に負けないくらいくすぶってたファン達の気持ちが炸裂しており、特に何の審査の基準にもなっていないし何を言われたわけでもないのに公式からアップされた推しのPR動画にハートを連打したりひたすら再生して再生回数を稼いだりという涙ぐましい戦いが繰り広げられていて、色んな人のワンチャンに賭ける思いが渦巻く戦場が幕を開けた感があります。

そう、推しと俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ――――！！（次回へつづく）

今日から追いつく人のための審査方法解説

エピソード3・4もオーディションの続きから始まる予定です。
オーディションは、観客と6人のメンター（指導者・先輩）が審査を行います。

メンター

• Rain（ピ）
• テミン │ SHINee
• ヒョナ │ 元4minute
• チョ・ヒョナ │ URBAN ZAKAPA
• San E
• ファン・チヨル

ステージでのパフォーマンスで観客またはメンターの支持（ブート）を得られるかどうかが合格の基準です。

まず観客の審査。観客はそれぞれ審査用のボタンを持っていて、パフォーマンス中に投票します。観客の15％が支持＝1ブートに換算されます。
ここで90％以上の支持を得られた場合は「スーパーブート」として、メンターの審査無しでオーディション合格です。

パフォーマンス中、観客からのブート数は画面右端やステージ床に六角形の図で表示されます。ちなみのこれは私がえこひいきしているU-KISSのマンネ・ジュンくんがスーパーブートを獲得している様です（突然の自慢）。

観客からのブートが90％に達しない場合は、メンターの審査に移ります。

メンターは1人につき1ブートの権利を持っていて、ここで1ブートでも得られればオーディション合格になります。メンター投票では誰か1人が支持してくれれば突破できるということですね。

エピソード3・4の放送は今晩（11月4日）21時15分からです！みんな集まれ～～～。

【The Unit公式チャンネル】：http://channels.vlive.tv/D814E3