韓国K-POP男性アイドル イベント情報・スケジュール検索サイト

PODA

ドユニ(THE UNIT)に咲いた一輪の花、セヨ美 [前編]

KBSで放送されたオーディション番組「THE UNIT」(ドユニ)

放送どころか番組から選抜されたユニットグループUNBの活動すら終わっているという、廃墟を通り越したこの更地コンテンツにおいて、このまま朽ちさせるには惜しすぎるMYNAME・セヨンさんこと私の心のセヨ美について、放送中の見所をセレクションとしてまとめてみました。伝われ、この魅力。

ドユニ自体については公式Youtubeでほぼ全編が公開されていますし、触りの部分については過去に記事も書いているのでもし興味があればそちらをご参照ください。

ドユニ見ようぜ~「THE UNIT」EP1~オーディション編・その1

MYNAME セヨン プロフィール

セヨン(MYNAME)

myname-jp.com

名前 セヨン(김세용)
デビュー 韓国:2011 / 日本:2012
担当 ダンス・ラップ
生年月日 1991年11月20日
血液型 O型
身長 177cm
Twitter / Youtube MYNAME_KYong / MYNAMEJPN

MYNAMEは入隊中のインスさんを除くメンバー全員でオーディションに挑み、ソツなく全員受かっているんですが、ソツが無さすぎたのか放送ではワンカット程度しか映ってませんでした。

オーディション動画では、全身白の衣装でアクロバッティブな動きをゴスゴスきめてるのがセヨンさんです。

ちなみに番組を見る前の私のセヨンさんに対する印象は「プライドとプロ意識が高そうだな」程度。タイムラインにたまに流れて来る本人のツイートを読む程度で、さして関心も高くありませんでした。

ファーストミッション編

ミッション内容
参加者が自分たちで自由に9人のチームを組み、番組のテーマ曲のダンスパフォーマンスの完成度を競う(評価の高いチームがセンターを取れる)

オーディションでは全く日の目が当たらなかったセヨンさんですが、ここからスタート。

紆余曲折ありながらも全員がなんとか落ち着いたところで、オーディション高評価組だけを選別し勝つ気マンマンのあからさまにエグいチームを作ったティモテオ(HOTSHOT)に「あいつらには良心てものがないんだ」と吐き捨てるセヨンさん。漫画か。

ドユニ MYNAMEセヨン

ちなみにセヨンさんは最初に「おれのかんがえた、さいきょうのバキバキダンスチーム」を作ろうと番組注目のダンスうま男・Feeldogさん(BIGSTAR)に声をかけてバッサリフラれているのでこれは完全な負け惜しみです。漫画か。

チームごとの中間発表時。「センターを取りたくてこのチームを集めました☺」と答えるティモテオを見るセヨンさんの顔、完全にライバル女子のそれ。ッツーーーン!!

ドユニ MYNAMEセヨン

上る顎

その後も、他チームのパフォーマンスを眺めながらのほくそ笑み、ヒソヒソおしゃべりなど、「ライバル女子しぐさ」を着実にこなすセヨンさん。

ドユニ MYNAMEセヨン ドユニ MYNAMEセヨン

そんなセヨンさん。チーム内でのセンターポジション決めについて、「自分が選ばれる自信があります」と宣言したものの、チームメンバー達の投票の結果、Feeldogさんと並ぶダンスうま男・ウィジンさん(BIGFLO)にポジションを奪われます。

そのことについて聞かれたセヨンさんから飛び出した一言。
「僕、センターから外れるなんて初めてですよ!」

ドユニ MYNAMEセヨン

心外

私:(何この気位の高さ……気の強さ……)

私:(絶対的な主役としての自負……)

私:(姫川亜弓じゃん?)

姫川亜弓

美内すずえ「ガラスの仮面」37巻より


 

これがセヨ美爆誕の瞬間でした。
 

それまでのセヨンさんに関しては「クセの強いキャラだなあ~」程度に思っていたんですが、セヨ美と思えば我の強さもプライドも高さも全て納得がいきます。もっと!もっと魅(み)せて!?
 

これは自分からセンターを奪ったウィジンさんが中間審査でミスを連発し、指導陣から「君はどうしてセンターにいるの?」「そんなミスをするなら外れた方がいい」と厳しい言葉を浴びせられているのを隣で聞いているセヨンさんなんですけど、完全に美少女でしょ。

ドユニ MYNAMEセヨン

完全に美少女

ウィジンさんのミスが影響してか、本審査ではセヨ美はセンター奪還に成功。自信のドヤ顔。

ドユニ MYNAMEセヨン

そしてここから始まる快進撃……というわけにはいかず、チームメンバーのフリのミスは多発、歌唱パートも飛んでしまい、そのフォローに入るメンバーもいないといった有様で、審査員のRAINセンパイから「文化祭よりもひどい」と評される結果に。

「このプログラムは、自分達がなぜ韓国で人気が出ないのか、その理由を反映していると思う」「もっと頑張らないと。もっと上手くやらないと」と肩を落とすセヨンさん(きゃわゆ)

ドユニ MYNAMEセヨン

プクー

そう、センターが1人で輝いたところで意味はない。

それがアイドルグループなのよセヨ美……

セヨ美のアイドル茨道はまだはじまったばかり―――(番組はもう全部終わりました)

ちなみに視聴者によるランキング投票ですが、セヨンさんは常時だいたい10位~15位あたりの悪くない位置につけてます。

セカンドミッション編

ミッション内容
課題曲の中から希望の楽曲を選びパフォーマンスするカバー曲ミッション。

セヨンさんは2PMの「Heartbeat」をチョイス。

冒頭、自分と同じ部屋に問題児のキャスパ(元CROSS GENE)がやって来たのを見て即座に追い出しにかかるセヨ美(勝利の鬼)

ドユニ MYNAMEセヨン ドユニ MYNAMEセヨン

キャスパはこのあと「(セヨンだって)足ケガしてるじゃん!そっちが出てけよ~」って言ってるので大丈夫です(?)

こっちとしては初耳の足の不調がここでサラっとお知らせされたわけですが、これとあわせて当時MYNAMEは日本でのライブスケジュールも平行していて、練習にもほとんど参加できないような状況だったようです。そんな中、チームのダンスフォーメーションの構成を担当することになったセヨンさん。自作のフォーメーションをめぐって同チームのウィジンさんと対立する形になります。

「1回これ(自分の案)でやってみて。考えるのに4時間かかったんだよ」「寝てないんだから」「チームのためっていうならなんで自分(ウィジン)が負荷を負おうとしない?」「イライラする」とまくしたてて、「じゃあこれ忘れよう。君の案でやろう」とファイルを床に落とすセヨンさんまじセヨンさん。

ドユニ MYNAMEセヨン

この空気の悪さがすごい2017

私のようにいけすかないライバルお嬢様キャラとして見たら120点なんですけど、セヨンさんは現実に生きる26歳男性(当時)なので聞いてるウィジンさんは内心キレそうだったそうです。

実はずっと靭帯をいためていて毎日注射を打つくらいで、本番前は歩くのにもメンバーの支えが必要になっていたセヨンさん。「踊れるとは思えない」なんて言葉まで漏らしてしまっていましたが、その後は見事ステージを乗り切りチーム内評価1位を獲得します。

そうよセヨ美。そこが貴方が選んだ、貴方の立つべき場所(ステージ)――――

ドユニ MYNAMEセヨン

セヨンさん、番組全編を通して、ハマった時と苦境に陥った時にめっちゃ良い顔見せてくれるんですよね。

因縁解消

ウィジンさんとの衝突については、その後番組内のミニ企画「因縁解消」コーナーでもとりあげられました。

「セヨンは貪欲。カメラに映りたい気持ちが強い」「自分達が考えた振り付けを直前になって自分のやりたいように変えてしまった」「指摘したらスケッチブックを床に投げたんです」と話すウィジンさんからの告発をきゃわゆい顔で聞くセヨ美。(登場冒頭でリングサイドのバルーンをブン殴って威嚇済)

ドユニ MYNAMEセヨンドユニ MYNAMEセヨン

問題の諍いの時もこの対決の時もそうなんですけど、セヨンさん相手の話を遮って自分の言いたいこと言う傾向があるのも良くないんですよね~。まあヒロインだからしょうがないんですけど……。

「実はセヨンから謝ってきて、もう仲直りはしてるんです」「今回伝えたかったのは、威圧的な態度は控えて、もっと優しく気を遣おうっていうことをわかってほしかったんだよ」と、諭すようなウィジンさんからの言葉にセヨ美もシュン。

ドユニ MYNAMEセヨン

かわいい

司会者から「おてて繋いで仲直りしましょうね」とうながされて、「足の怪我のこともあって気が立ってた。そんなつもりじゃなかったけど、ごめん」と謝りながらも、照れとプライドからか最後までウィジンさんとうまく目を合わせられないセヨ美。(ライバルヒロインとしての器)

ドユニ MYNAMEセヨン

完全にかわいい

サードミッション編

ミッション内容
指導陣がチームを決定。各チームごとに選曲から振付・衣装までセルフプロデュースでステージを制作し披露する。

指導陣のチョイスにより、ダンスチームに割り振られたセヨンさん、「やっと夢のチームに入れた。Feeldogがいる」とご満悦。(Feeldogさんは初回のチーム決めの時に誘ってフラれた相手です)

足も持ち直して、仲も良く実力も認めてるFeeldogさんと一緒のチームになれて、キジュンくん(IM)という自分の教えを乞うかわいい子もいて……という状況で、活き活きせざるをえないセヨンさん。

ドユニ MYNAMEセヨン

自己紹介しようとするデウォンさん(The Unit公式天使)の横から「出身は”お空”ですぅ、名前は”天使”ですぅ」とからかうセヨ美(The Unit公式悪魔)なども見られましたが

ドユニ MYNAMEセヨン

「勝利(の確信)が僕の胸を満たしていました」「これまでのミッションと比べても、一番勝つ自信がありました」と語り、みんなに積極的に声をかけて励まして、ライバルでもあるティモテオチームのパフォーマンスをモニターしながら「お願い上手く行って」と声援を送るなど、このミッションではセヨ美のヒロインとしての善の側面が正しく作用しているという感じでした。

THE UNIT Kingsman

結果としてはティモテオチームに僅差で負けてしまうんですが、映画「キングスマン」をモチーフにしたこのパフォーマンスは評価も高く、後に年末の特番でも披露されました。

フォースミッション編・前

ミッション内容
サードミッションで高評価を獲得した上位メンバー5人がそれぞれ自由にメンバーをチョイスし5つのチームを結成。このミッションのために制作されたオリジナル楽曲(5曲)でパフォーマンスを行う。

総合5位のポイントを獲得して、自分好みのチームメンバーをピックアップできる立場になったセヨンさん。

大はしゃぎかと思いきや「5位じゃなくて6位(選択権無し)の方がマシだった」なんて言うのでどうしたのかと思ったら、「選ぶ側じゃなくて、人から1番に選ばれる(最も求められる)立場になりたかった」って言ってて最高。

ドユニ MYNAMEセヨン

自分は求められるという確信

ヒロインは求められてこそだもんね……セヨ美の気持ちわかるぅ~~。

「もしFeeldogを誰かに取られたら、ティモテオを選ばないとな、と考えていました」と語るセヨンさん。初回のグループ決めの時からずっとFeeldogさんを狙い続けているブレない男です。

そんなFeeldogさんはセヨンさんより上位の選択権をもっていたロッキョンさん(100%)が真っ先にチョイス。嬉しそうにロッキョンさんとハグするFeeldogさんの後ろでセヨンさんの「何でぇ!?」の声が空しく響いていました(悲劇的場面)

キャッキャするロッキョンさんとFeeldogさんに地団駄を踏むセヨ美。

ドユニ MYNAMEセヨン

キィッ

この後、Feeldogさんの次に狙っていたティモテオも別チームに取られてしまうわけですが、歌が得意なメンバーがダンスを得意とするメンバーをチョイスするという、自分の不足分を埋めようとするパターンが見られる一方で、セヨンさんはFeeldogさんにしてもティモテオにしてもダンスメンバーで自分の強み(ダンス)を足していくタイプのチョイスをしようとしてたところにも気質がうかがい知れて面白かったです。

そんなこんなでお目当ての男を次々持って行かれたセヨ美は(その都度ブーブー騒いでてこれも最高だった)、ジュンさん(A.C.E)に続いて、前回のミッションで同じチームだったキジュンくんをチョイス。

その後のインタビューでキジュンくんは「1番目(U-KISS ジュン)か2番目(ウィジン)のチームに入りたかったんですよね……」と答えていました。思ってても言っちゃダメ。

何度もチームリーダーをつとめるリーダーシップもあるし高い評価ももらっているのにイマイチ人望がないらしいセヨ美。それでこそ。

普段チヤホヤされる側なせいか、かわいがりの力加減が全くわかっていないご様子なのがキジュンくんの心を掴めなかった一因なのかなと思います。

ドユニ MYNAMEセヨン

圧が強い

その後、チャンくん(A.C.E)を他チームにとられてしまい、キジュンくんの横で「チャンを先に選ぶべきだったよ~~」と嘆くセヨ美。

そういうとこだぞ。

ドユニ MYNAMEセヨン

苦笑するキジュンくん

後編に続く

ドユニ(THE UNIT)に咲いた一輪の花、セヨ美 [後編]


Comment

  • この廃墟に今も暮らしてるのは私だけだと思ってました。彼方に花火が上がったのを見るようで、嬉しい!
    もしかしたら、廃墟に住んでる人は他にもいたりして。集まって祭りができたりしたらいいのになー。

    しかしセヨ美というアングルには驚愕。そんな見方もあるんですね。いや私もファーストミッション中間発表時に、ミスするウィジンを後で見ながらニンマリ笑うセヨンの顔に「なにこれマンガ!?」と思ったんでしたが。
    セヨンは何やってもソツなく巧いですよね、子供の時からパワーレンジャーのメイン張ってただけあってカメラに自分を見せるテクは抜群だし。けど、なんか常にレンジャー王子様になってない?と感じてましたが。
    サードミッションのキングスマンアレンジ曲ではイイ男だったー!スーツ姿があんなに似合うとは。(ACEジュンのワイシャツ崩し姿も圧巻だった...)
    このパフォーマンスはドユニ史上の双璧だと思います。もう片方はフォースミッションの『クエスチョン』。韓国音楽界のコラムにもそう評されてました。
    「後編に続く」とあるので、楽しみにしています。毎日、今日はアップされたかな?と待ってますからね!

    ☆セヨ美とは別件だけど。双璧のどっちにもメンバーとして入ってるのはデウォニだけなんだよ!...言わずにいられなかったのゴメン。

  • 遅くなってしまいましたが後編アップしました…。楽しんでいただけたら嬉しいです。

    セヨンさんめちゃくちゃクセがあるだけでビジュアルも悪くないしやることもちゃんとやれる方なんですよね。ただクセがすごくあるだけで…。
    キングスマンはメンバー全員すごくハマってましたよね。あれはもっと高く評価されても良かったんじゃないかと思うんですが。

    デウォンさんはどうやら事務所も決まったようなので何か良いお知らせがあるといいですね。

Comment form

メールアドレスが公開されることはありません。

トラックバックURL : https://dareae.info/archives/the-unit-seyong/trackback