UNBペンミレポ(UNB JAPAN 1st FAN MEETING@2018.04.25 Zepp Tokyo夜公演)
アイドル再起オーディション番組「THE UNIT」から生まれた期間限定ユニットUNB(説明)の日本ファーストファンミーティング「UNB JAPAN 1st FAN MEETING」in Zepp Tokyoに行ってきましたレポートです。
「THE UNIT」(ドユニ)やメンバーについては↓の記事にまとめてあるので興味がある方はどうぞ。
整列~入場
大阪・名古屋・東京で開催された今回のペンミ(ファンミ)、私は最終日・4月25日の東京夜公演のみの観覧で、CD購入という名の特典会ガチャ(1/9の確率で推しの特典券を引けるかどうかの阿鼻叫喚ゲーム)への参加も見送ったので、入場開始時間の30分~ほど前に現地到着。
日本でのUNBの主な客層はじゅんくん目当てのキスミ(U-KISSファン)だと思っていたんですが、普段のU-KISSイベントではあんまり見かけないタイプの人達も結構いて、「これは…売れているのでは…!?」というトキメキを胸に、最速先行で取ったとは思えない整理番号を握りしめながらZeppの裏手に並びました。先行でこんな番号が割り振られるくらい売れてるんだと思えば整理番号がどれだけウンコだろうがファンとしてむしろ喜ぶべきことですけどそれはそれとしてファンとして前で見たいですよね。
それでも会場では一応真ん中あたりに入れました。見た感じ、スタンディング後方は結構余裕があるくらいの客入りだったのかな。
開演待ちの間、スタッフがずっと何か言ってるなあ?と思ったら「ここはZepp Tokyoです。○○○(グループ名)の会場はZepp Diver cityです」っていうアナウンスで、どうやらそのZepp Diver cityで開催予定の○○○の公演チケットでZepp TokyoのUNB公演会場に入っちゃった人が複数いたみたいで、そんなアホなことある!?会場の場所も名前も似てるし間違えて来ちゃうところまではともかく、別公演のチケットで入場出来るってどういうことだよ。ガバガバかよ。
オープニング
結局その○○○公演の人達は無事に移動出来たのかどうかわからないまま流れ始めるオープニングBGM。薄くかかった幕の向こうにメンバー達が順番に登場して、ひとりひとりキメ顔を浴びせてくるという演出からのスタートです。
途中、誰もいない???と思ったらどうやらキジュンくんが床に座っちゃってたみたいで、完全に人に埋もれて全く見えなくなってました。かわいい。
改めて全員が出て来たところで幕が落ちてパフォーマンスへ。
セトリ
一応予習はしたものの「감각」掛け声ラストの9人分の本名フルネームコールにはしがみつくことも出来ませんでした。もう手の甲に書いて行くしかない。
パフォーマンスが終って並んで自己紹介する時、ピルドクさんのヘッドマイクの音が入らなくなっていたようで、気づいたハンソルさんが自分の頬についたヘッドマイクをピルドクさんの口元に近づけてあげようとしたんですけど、マイクがついてるのは右頬なのに左頬を差し出しちゃってて、ちょっとしたキスのおねだりみたいになってて笑いました。
じゅんくんの「俺はみんなのプリンスだ」の自己紹介への沸き方がすごかった。もうこれキメ台詞みたいになってるんですね。
トークコーナー・No.1は俺だ
MCとして古家さんが出て来た瞬間、嬉しさのあまりこの日1番の声を出してしまいました。体は正直だな。
ここからは椅子に座ってのトークコーナー。
選ばれたメンバーAがお題について「自分はチーム内で何番目だと思うか」を回答・他のメンバー達もそれぞれAが何位だと思うかを書いていく、というもの。メンバーの並びは多分こう↓だったかと。
マルコ・ハンソル・ピルドク・ホジョン・キジュン
ジュン・チャン・ウィジン・デウォン
最初に選ばれたのはホジョン。お題は「男らしさ」
メンバー達の評価ではほぼみんな1位認定。あんまり目立たない印象だったので意外でした。
ハンソル:「せっかちな性格」「メンバーの誰かがいなかったりすると、男性ホルモンが出てしまう」
マルコ:「シャンプーをする姿が荒々しい」
ピルドク:「撮影の時、寒いのに半袖で平気な顔をしてた」「体温が高い」
といった感じで、ハンソルさんが「ちょっと何言ってんだかわかんないです」状態だったんですが、「早く早く」ってイライラしちゃうみたいな意味かな…。誰かがいないと噴出してしまう男性ホルモン。
本人の評価は2位。1位はジュンだと思った、と謙遜したものの「(僕は)男じゃなくてプリンスだから」と謙遜?で返され、どうしていいかわからなくなったのか体をくねらせながら「ホジョン 男ジャナイ~(裏声)」と初めて見るぶりっこを繰り出していました。
次はデウォン。お題は「大食い」
デウォンさんは今ダイエット中らしく、食べるのを控えているからという理由でメンバー内評価はふるわず。
逆にメンバー内で評価が高かったのはキジュン。本人いわく「チキンを2羽食べたことがある」他、「キジュンだけが会社から(食べる量のことで)文句を言われている」とのこと。モリモリ食べるでっかいマンネたのもしい。
「デウォンは本当にダイエットを頑張っている」という評価の一方、「部屋に飴やお菓子・パンを貯めていて、遊びに行くと分けてくれる」「日本でのホテルの朝食バイキングで全部を小皿にとって並べて順番に食べていた」というチクりも。デウォンさん、リスかな?
本人の評価は1位だったか2位だったか…(ウロ覚え)具体的な量を聞かれて、「日本の番組の罰ゲームで、カップラーメンを5個食べたことがある」って言ってたんですけど、どんな番組だよ。
最後だからということで、お題は「自分がこの中でNo.1だと思えること」
マルコ:「水を早く飲める」
ホジョンの「僕も早いよ?」を受けて、みんな揃ってのペットボトルの水早飲み対決が決定。
「スタート!」直後から早々にむせてしまったキジュンくんなんかを微笑ましく眺めつつふと視線を戻すとそこには飲むことをほぼ諦めて躊躇なく水を口からダッバダバこぼして胸元と床を水浸しにしているマルコの姿が。客席から上がる悲鳴。能力とかではない人としてのヤバさを私達に見せつけてくれたマルコ(ほぼ最下位)。
その後、床のあまりの惨状に古家さんが「マルコ、おしっこしたんですか?」って聞いてて、「そういうの言っていいんだ…」と思いました。そしてみんながマルコに気を取られている中ほんとに1番に飲み切っていたらしいホジョン(地味)。
ハンソル:「ダンス」
センターに出てソロダンスを披露するハンソルさん。古家さんから「ね、これが本当の1位だよ」と言い聞かされるマルコ。
ジュン:「演技」
ドラマ「付岩洞(プアムドン)の復讐者たち」の台詞を再現。
スポットライトを浴びて集中しようとするじゅんくんの横からスケッチブックをレフ板がわりにして光を集めようとするピルドクさん・マイクで音を拾おうとするウィジンさん・カンペを出すハンソルさんでゴッチャゴチャになってて笑った。
ウィジン:「熱いお湯に入れる」
「汗かきなので暑さに弱いと思われているんですが、そんなことはないです」「サウナにも誰よりも長く入っていられます」とのこと。へ、へえ~…?
チャン:「歌」
アカペラで歌を披露するチャンくん。古家さんから「ね、これが本当の1位だよ」と言い聞かされるマルコ。
デウォン:「縄跳び」
涼しい顔で飛ぶ姿よりも差し出された縄跳びのヒモの長さを延々調整していたところに真面目さを感じて好感しました。
キジュン:「愛嬌」
「じゃあちょっとヒョン達に愛嬌を見せて」と振られたキジュンくん。頬のマイクを気にしながらデウォンさんに近づいていったのでどうするのかな?と思ったら、自分の頬とデウォンさんの頬をくっつけてぐりぐりこねくりまわした上にキスをするという荒業を繰り出していて、あれはもう「愛嬌」とかいうレベルのものではない別の何かだと思う。
それを全メンバーに順番に浴びせていったキジュンくんですが、後列のマルコからは頬タッチと軽いキスになって、最後にいたっては軽いキスのフリだけになっていたにもかかわらず、男同士の接触を好まないホジョンからは顔をそらして拒まれていました。マンネの愛嬌は全力で受け止めるべしって法律で決まってるんじゃないの?
その後、「僕キジュンにそんな(愛嬌)してもらったことないですけど…」と抗議したチャンくんに、じゅんくんが「そう?昨日も、おやすみ~ってハグしてくれたよ?」って言ってるのを聞いて嫉妬したんですけど、じゅんくんとキジュンくんどっちに嫉妬したのか自分でもよくわかりません。
ホジョン:「さっきマルコに勝ったから」
「僕は水の早飲みがNo.1です」と、本来書いていたはずのスケッチブックを見せずに流してしまった(流されてしまった)ホジョン。こういうところが番組放送中もいまいちスポットライトを浴びきれなかった要因なんじゃないか…?という気づきを得る私。
ピルドク:「絵」
スケッチブックに古家さんの似顔絵を添えて発表。本当に似てた。
最後に「マルコ、他に何か無いですか?」と振られて「縄跳び」と答えたマルコ。
「片手で持った縄を素早く回して跳んでる風に見せる」というベタなギャグを披露して「わかった。マルコは存在がNo.1だね」という認定を受けていました。
ちょっと意外だったんですけど、マルコってあんな雰囲気なのに前に前に出る感じじゃなくてボールが回ってきた時に逃さないってタイプなんですね。UNBで一番キャーキャー言われてるのはじゅんくんだろうけど、地に足付いた生々しいモテ方してきたのはピルドクさんとマルコだろうなという思いをまた強くしました。
ダンス対決
メンバーが3人ずつ3ブロックに分かれ、課題曲に合わせてダンス。残った6人からの投票で選ばれた1人が勝ち上がるというトーナメント制で優勝者を決めるという形式。
「MR.TAXI」(少女時代)
ハンソル・ホジョン・チャンの対決。ほぼ女子ですね。
チャンくんは途中から「これは客席じゃなくて審査員にアピールした方が得だ」と判断したらしく、完全に審査員の方を向いて踊っていました。そういうところ好きです。
「ダンシング・ヒーロー」(バブリーダンスver)
ウィジン・デウォン・キジュンの対決。
デウォンさんがこの憂いを帯びたキメポーズを完全にモノにしていてものすごい面白さでした。歌舞伎の見得に通じるものがあった。顔面の良さがとんでもない無駄遣いをされてた。
審査員評価で選ばれたのはキジュンくん。
「やった~~~!」と喜んだキジュンくんがじゅんくんに飛びついて抱っこされててすごいなと思ってたんですが、ちょっと目を離してもっかい見たらなぜかハンソルさんがじゅんくんにおんぶされてた。なんで?うらやましかったの?
「カンナムスタイル」(PSY)
ピルドク・マルコ・ジュンのノーブレーキ対決。
じゅんくんのすべてを投げ捨てた全力カンナムスタイル、男の仕事を見せてもらった感がありました。
「さくらんぼ」(にゃんこスターver)
ホジョン・ジュン・キジュンによる決勝戦。
連戦状態でズタボロのじゅんくんにすごい笑ったことは覚えてるんですが、誰が勝ったのか全く記憶にないです…。誰のダンスがどうとかそういう問題じゃない空間だった。
【追記】:ダンスバトル優勝はキジュンくんだったようです。
ここでトーク&ゲームコーナーは終了で、パフォーマンスコーナーへ。
セトリ
ここからはメンバーみんな衣装をチェンジ。
「Ride With Me」だったか「Ayo」だったか、上下揃いのスウェット・黄色いバンダナ・丸眼鏡で出て来たピルドクさんの作画が昭和の「なかよし」「ちゃお」って感じでめちゃくちゃ可愛かった。びっくりした。あんなにかわいいものをその1曲でしか見せてくれなかったのにもびっくりした。
「明日は来るから」は、ジュン・ホジョン・ハンソル・チャンが担当。家に帰って調べるまでこれが東方神起の曲だと気づけなかったビギスト(東方神起ファンクラブ会員)ですこんにちは。良い曲ですね。
私は耳と脳が馬鹿なので日本語で歌ってもらわないと歌声の好き嫌いを正確に判断できないんですが、ハンソルさんの声が結構良いということに気づいたのが収穫でした。そしてラップ・ダンス担当としてデビューしたとは思えないほどにボーカリストとして頑張ってるじゅんくんに胸が熱くなるとともに、「ボーカルの芯としてチャンくんがいてくれて本当によかった…」という思いを噛みしめていました。本当に…本当によかった…じゅんくんの喉が張り裂けてしまうところだった…。
トーク
衣装チェンジで気分も盛り上がったところで、ここから改めて最初の衣装に着替え直しての登場。その発想はなかった。なんで???気に入っているの???
着替えタイムの繋ぎとして「감각」のMVが流れて、「このMVを撮っている時、本当に色んなエピソードがあって。見るたびにそれを思い出して新鮮な気持ちになります」「みなさんもたくさん見てくださいね」みたいなことを言われたんですけど、楽しくたくさん見るためにもその素敵な思い出エピソードひとつでもいいから聞かせて欲しかったです。
セトリ
私は前日のリリイベで初めて見てびっくりしたんですが、ONLY ONEのじゅんくんのソロパート、ターンしながら飛ぶフリがプラスされてて衣装によっては腹というか胸までチラる仕様に変わってるんですね。振付担当と衣装担当が共犯ですよね。お礼を言わせてください。
トーク
次の曲が最後の曲です、と聞いて「ヤダ~」と駄々をこねる客席を、「僕たちはまだ新人だから、力がないです」とあやすじゅんくん。
そして曲の前に今日の感想&挨拶のコーナー。
キジュンくんが日本語で「みなさんに、あいたくなり…そう、です」って一生懸命伝えてくれてるのにキューン❤てなってたら、次のデウォンさんが「みなさん、うまれてくれて、ありがたいです」て言い出してどうしようかと思いました。「生(せい)」の時点から感謝してもらえること、そうそう無くない?
「UNBをあいしてくれて、ありがとうございます」のあとまだ何か言うつもりだったらしいデウォンさんなんですけど、日本語が全然出て来なくてウンウン困った顔して、最終的に「チョンマルカムサハムニダ!!(本当にありがとうございます)」って頭を下げたあと、「覚えてきたのに」ってこんな顔(>皿<)して「ア~~~~。パボヤ(バカだぁ)~~~~」て自分の頭をペシペシペシペシ叩いてて、もうほんとお前は私の感情をどうする気だと思いました。そんなことされたら好きになるでしょ!?いい加減にして!!!!
じゅんくんは挨拶で「今日はみなさんのおかげでこうして公演ができました」「頑張ってくれたスタッフの皆さん・古家さんにも感謝したいです」と裏方さんへのお礼を言ったあと、「UNBは正直、終わる期間が決まってるじゃないですか」って切り出してきて、「それ言っちゃう~~~!?」てなったんですけど、「皆さんが僕達を見てそれを忘れて欲しいから、頑張って一生懸命練習して活動をしています。もっともっとかっこいいステージを見せたいです」とのことでした。すごくわかるし偉いし嬉しいけど、今はほぼ完全に忘れてたよ…。
そして、「UNITの前は、活動もなくて、みなさんに会えなかった。もう二度と日本に来られないかと思った」とこれまたボディに重い一撃をぶち込んできたピルドクさん。「みなさんのおかげでUNBになれました!」と笑って、「また来ますね!」で〆てくれました。ウッウッ。何度でも来て欲しい。別に仕事とかじゃなくて普通に来てくれてもいいし…(そういう問題じゃない)。
この時、じゅんくんがピルドクさんの身長をからかって(?)ピルドクさんが「ひどぉい」みたいな空気を出したんですけど、「楽屋で僕のこと”巨人だ!巨人が来た!”って(言うくせに)!!」って騒いでみんなで「進撃の巨人」の巨人の走り方のモノマネしてキャッキャしてて和みました。仲良く喧嘩して欲しい。
ここでも意外だったのがマルコの挨拶で、「今日の夜公演初めて来てくれた人もいると思いますが、僕たちのことを忘れないでくださいね」って、これもう完全にウチのことやん???てなったんですけど、「”ONLY ONE”で僕が書いた歌詞が、”행복한 이 순간을 기억해(幸せなこの瞬間をおぼえていて)”」「”이 순간 영원히 기억할게(この瞬間を永遠におぼえているよ)”なんです」て優しく笑っててヤバさがヤバくてヤバかったです。
そしてここでサプライズ発表。「2階を見てください」と言われて視線を上げたら、そこにいたのは100%のロッキョンさんとヒョクジンさん。
ずっといたの!?!?ってめちゃくちゃびっくりしたんですけど、ステージに視線を戻したら私達よりもっとびっくりしたらしいキジュンくんが泣いちゃってて、デウォンさんに抱き着いて顔を上げられなくなってたり、泣きやめなくてもらったティッシュで涙をぬぐってる様子を見せられてやり場のない母性を持て余しました。
「(100%は)先輩だから挨拶しましょう!」と2階席に向かって「レッツビギン!UNBです!」と挨拶して、100%からもお返しに挨拶。ロッキョンさん、かわいく見える時と梶原善(goole検索結果)みたいに見える時があって、この日は後者でした。
次の発表に移る流れで、「これ(100%来場)よりもっと大事な情報が」と言ってしまうじゅんくん。「同じくらい大事な情報」と言い直していました。ライブイベント開催の発表だったので、まあわからなくはないけども。
ステージがゴチャついていたせいか、このあたりは通訳さんじゃなくてじゅんくんが通訳を担当してたんですけど、ウィジンさんのコメントで「次はもっと余裕をもったUNBの姿を見せられると思います」みたいなことのあとわりと長めに何か良い感じのことを言ったぽいところで客席が「フゥ~~~~」てなったのを見て「これは通訳いらないですか?みなさんさすがですね^^」で終っちゃって、私みたいに韓国語に対して本当に一切の向上心が無いままのうのうと過ごしてきた人間のことをナメないでもらいたいなと思いました。もっと徹底的に甘やかして欲しい。
セトリ
- Dancing With The Devil Youtube /
ロッキョンさんの考えた振り付けだから、ちゃんと出来るか見てもらいましょうね、みたいなことを言っていたような気がする。
デビルチームからデビュー組に入ったのってハンソルさんとじゅんくんの2人だけなんですよね。そのせいか曲の印象が結構違ってて新鮮でした。
アンコール
アンコールは「ゆーえんびー!ゆーえんびー!」
裏からマイクで呼びかけてくれてるじゅんくんの声がかすれちゃってて、本当に全力で頑張ってるんだなあと。
セトリ
- 감각 (Feeling) Youtube /
揃いの黒いTシャツ姿で登場したメンバー達が、ラフな感じで、パート割もごちゃ混ぜで歌ってた?ような???
この時、メンバー達が客席に向かってコースターや帽子を投げるフィーバータイムだったので正直曲の印象はほぼ無いです…残念。
「出来るだけ遠くに投げてあげたい」というメンバーの優しさから放たれたコースター(そこそこ硬め)がものすごい勢いと鋭い角度でぶっ飛んでくることがちょいちょいあって、「キャ~!」っていうか「ヒャ~!」って感じで見てたら、目の前の人のデコに直撃しててビビりました。その人はコースターをすぐさま拾って掲げるという頼もしい姿を見せてくれたのでまあ大丈夫だったんですけど、後方でもデコにブチ当たった人いたみたいですね。こういうのを見るたび、アイドルが投げるものとして適切なものって何なんだろう…と考えてしまうのですが未だに答えが出せずにいます。
投げるのに不適切なものについては確信していて、それは「面積の広い(大きい)もの」です。タオルなんかが一番ダメ。あれは人を修羅に変えてしまう厄災。私は怖いので着地点の阿鼻叫喚をあえて見ずに済むように落ちた先は視線で追わないことにしてます。
今回もメンバーが投げた帽子で何かが起こったらしく、「大丈夫ですか?」のあと「ケンカはダメですよ」と声をかけていて震えました。面積が大きい布モノ怖いよぉ怖いよぉ。一応じゅんくんが「大丈夫か!怪我はないか!?」って茶化して笑いに変えてはいましたけども。その後、1つ残ってた帽子は遠くに投げるフリをして最前エリアの人に渡していました。それがいいと思う。
そのあと、じゅんくんを先頭に「2階席の人、ごめんなさい」って声をかけて、メンバー全員で「僕達が❤をあげます」って2階席に向かって矢を飛ばすフリをしてたのはとても良かったと思います。アイドルが投げるものとして適切なもの、❤のみでは?
全体写真も撮って、いよいよ本当の最後の挨拶。
じゅんくんは、「ヤダですよね?僕もヤダ」「また会える日まで元気でいてください」「俺のプリンセス達」
と、最後までプリンスキャラを背負ってのお別れになりました。
ペンミだしまあ2時間~程度かなと思ってたら3時間弱ガッツリあってびっくりしました。
レポとかあまり追ってなくて知らなかったんですが、衣装とかコーナーの内容も公演ごとにそれぞれ違ってたんですね。え、えらいぃ~~~。何公演も来るの前提にしてるくせにほぼ同じ構成でやるイベント何回も見せられてきた体に沁みるぅ~~~~。
ほんとにたくさん笑えて、こんなの久しぶりだな!ってくらい楽しかったです。かっこよくてかわいくてえらい子達がステージで頑張ってる姿、プライスレス……正確にはチケット代¥8,500+ドリンク代¥500(手数料別)……悔いのない課金でした。ありがとうございます。
今度の公演はパフォーマンス主体のライブ公演で、こちらも俄然楽しみなんですけど、見れば見るほどもうUNBとしてずっとやっていけばよくない?終わりとか無くしてくれない!?嫌なんですけど!?!?とダダをこねたい気持ちが膨れ上がっている私のメンタルだけが心配です。
オマケ・じゅんくんについて
今回初めてちゃんと「UNBのジュン」としてのじゅんくんを見て、驚くことが多かったです。
私が見ていたU-KISSとしてのステージ上のじゅんくんは、「自分のキャラとはちょっと違うけど、一生懸命マンネ(としての立ち位置)を引き受けてる」っていう感じだったんですけど、UNBのじゅんくんは更にまた違うものを引き受けて色んな意味での「中心」をすごく頑張っていたなと思います。
ラップ担当からボーカルに回って歌って踊るだけでもかなり大変だろうに、今回は日本語の出来るメンバーが他にほぼいなかったこともあって、場の仕切り役や盛り上げ役・通訳まで背負わないといけなかったのはかなりキツかったんじゃないかなあと。人によっては空回りしてるようにも見えただろうし、自分大好きな俺様っぽく見えたかもしれないし、でも絶対に誰かがやらなきゃいけないことで、「人より前に出る」ということはそういうことだから、しょうがないよね!偉いよね!よくやったよ!!という気持ちでいっぱいです。
ただ、キスミ(U-KISSファン)にはわかると思うんですけど、UNBのトーク・ゲームパートでのじゅんくんていうのは、「スヒョンの客&メンバーいじり」と「フンの話術(時々オネエ)」と「キソプのキメ方」と「ケビンのファンサ」と「イライの顔芸」を全部混ぜてミキサーにかけたものを割らずにお出ししてます!っていう、キスミから見てもそこそこアクの強い仕上がりだったんですよね…。
中盤からは、じゅんくんが何かするたび背後にメンバーの幻影が見えるようでした。イタコの降霊術かな?ってくらいの仕上がりだった。この数年で学んだことを全部放出してるんだなっていうことがよくわかりました。
終ったあと、「ジュンくん全然好きじゃなかった」「つまんない」っていう感想を聞いて、他にもそういう人は何人かいたみたいで、最初は「えっ。じゅんくん嫌いな人なんているんだ!?」てモンペびっくりしちゃったんですけど、話を聞いてみるとわからなくはなくて…。「あれは…じゅんくんだけのせいというわけではなくて…」という通じづらいフォローをするしかありませんでした。キスミとして勝手にファンを代表して謝る例のやつをやるチャンスだったのかもしれない…。
U-KISSの基本的な笑いの取り方っていうのは、いじりやシモネタの比重が大きい、なんていうか一世代前の風情があるタイプのやつで。28歳のスヒョンさんをおじさんネタでからかったり、喋り方やしぐさをマネて笑ったり、恥ずかしいことを暴露したりっていう。「わかってる」ファンが相手だし今はギリギリいけるけど、この先そのやり方はどんどん危うくなっていきそうだな~と思ってたところで、それが「U-KISS」の枠の外に出ちゃった感じだな、っていうのが私の感覚です。
今回のイベント中、「実際はメンバーにライバル意識があるでしょう?」というような話を振られた時、じゅんくんが「ウィジンさんが韓国の番組の打ち合わせで、”なんで自分がジュンに負けたのかわからない”って言ってるのを聞きました」「(ウィジンさんに足りないのは)背だけです」「あんまり日本語もできないしぃ~」ってからかう場面があったんですよね。その場はまあ結構盛り上がって終わったんですけど、アンコールの時だったか「ゲームの時は、僕じゃないです」「普段の性格と全然違います」って言ったあと、「ウィジンさんのことを好きな人がいたら、(僕を)不快に思うかもしれない」「本当じゃないだから(仲がいいです)」っていうフォローをしてて。じゅんくんも何か感じて気づくところがあったのかなと思います。
こうして新しい場面に触れて色んな経験して今までとは違うやり方を知るのもすごく良いことだから、そういう意味でもUNBやってくれて嬉しいなあ~~~だからもうちょっと活動期間延長して2~3年くらいのスパンで活動してくれない~~~~!?ねえ~~~~(結局この話になる)
「好きじゃない」と言った人も、「でもあのグループにはジュンくんが絶対必要だってことはわかる」とも言ってくれていたので、それさえ伝わってるならもう大勝利ですよ。次からはピルドクさん(日本在住経験あり)あたりがもうちょっと日本語思い出してくれて、ジュンくんの色味をマイルドにしてくれればなと思います。
今回その点で一番感心したのはチャンくんで、「あの例のプリンスの挨拶やってよ」ってじゅんくんをいじったり、日本語はあんまりわからないぽいのに要所要所でじゅんくんの日本語に対して「さすがですね」「勉強になりました」って茶化しに入ったりして、前に出るしかないじゅんくんが浮かないように重しになってくれてる感じで好感しました。手持ちのカードで出来る範囲のことをしている感じ。悔いのない課金対象の匂いがしました。
「THE UNIT」からUNBと追うようになって1番良かったことは、好きなもの(アイドル・グループ)が増えたことですね~。「好き」は人生の潤い。あとは金が無限にあれば言うことない。