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元ToppDoggことXENO-Tの公演に行ってきたよ

7月11日(水)に東京・HY TOWN HALLで開催された「XENO-T Comeback SHOW-」2部に行ってきました。

XENO-T(ジェノティー)は、旧名ToppDogg。13人組としてデビューしたあと、韓国アイドルおなじみの色々(色々…)あって、2018年からメンバー編成とグループ名を改めて活動開始。5月には日本デビューもしました。

私の中でのToppDoggというと、初期のイメージがずっと残ってて、こんな感じ↓のとっちらかったインチキサーカス団みたいな印象だったんですけど

ToppDogg

今はすっかり地に足が付いて、親にも紹介できる感じになっています。

XENO-T

入場~開演

この日は公演初日&平日夜という状態で、お客さんは3~40人くらいだったでしょうか。当日券でも全然見やすいです。

HY TOWN HALLの客席配置って、中央部分が通路として広めに空けられる傾向があるみたいですね。私は特に推しがいない時はセンターからステージを見たい派なので毎回「なんでやねん」と思ってます。別に客席降りとかもないし…。(HY TOWN HALLについての詳細はこちらの記事をどうぞ)

あと、この回では入口横にメモ用紙が置いてあって、メンバーへの質問を書くことが出来ました。公演中にメンバーが1人1問ずつ選んで答えてくれるという仕組み。

これは余談ですが、席についてから落ち着かなくてあたりの様子をうかがっていたらフライ返しが見えて、「なんかそういう小道具を使うお約束の曲があるのかな…?」と不安になってよく見たらタプドの公式ペンラだったということがありました。そんな曲は無いので安心してください。

公演スタート

1曲目は「どこにいても」からスタート。公演は座って観覧スタイルでした。足腰に優しい。

メンバーのことがよくわからない時は体型とか体の動かし方の好みに集中するようにしてるんですけど、一番背の高いゼロさんの体がわかりやすく良かったですね…。あとビジュさんは多分ダンスが上手い人ですね?(アイドルにハマって5年以上経つのにいまだにパフォーマンスを見るスキルがびっくりするほど足りていない女による評価)

歌い終わった後メンバーみんなすごいハァハァしてたのが印象的でした。

挨拶のあとは、「皆さん、韓国にいる間は何をしていましたか?」トークに。分かりやすいように当日のメンバーの写真に名前を添えておきます。

XENO-T メンバー

本当に毎日練習していたというビジュさんに練習をサボりたがっていた事を突っ込まれ、「その日は熱が50度ありました」「冷凍食品を頭に乗せて冷やしたくらいです」みたいなことをシレっとした顔で言うサンウォンさん。いい性格をしているんだなということが一瞬で伝わってきました。

トークは、サンウォン・ビジュ・サンド・ホジュン・ゼロの並びで、ずっとサンウォンさんとビジュさんがトークを回してサンドさんが合いの手を入れるみたいな感じだったので、途中から「あれ?3人組グループだったかな?」と錯覚してしまった。終盤ホジュンさんがちょっと入って4人組になったんですけど、ゼロさんはそのそのまま一言も発さないで次の曲にいってたので私にしか見えていなかった可能性がある。もしくはものすごく綺麗な地蔵。

この後は、1~2曲歌ってトークして歌って…という感じの構成。

「練習サボらないでよ」とか「僕の方が日本語勉強してますよ」とかヤイヤイ言い合ってたビジュさんとサンウォンさんのちったい組ペアは、子犬同士が相手の様子をうかがいつつ甘噛みしてじゃれ合ってるみたいな風情がありました。結局決着が付かないままふんわりした妙な着地点で霧散するところも似ている。

そして、髪の毛を切っていたこともあってパフォーマンス中はそんなにピンとは来なかったサンドさんなんですが、トークになると途端に「良い彼氏」感が噴出しててヤバさを感じました。

ホジュンさんとのトークで「前にホジュンさんと遊園地行ったんですけど、乗り物にめちゃくちゃ怯えて、(>△<)みたいな顔してて~」ってすごく面白そうに目を細めて話してるその空気感が絶妙に「良い彼氏」なんですよ…すごい…私とのデートのエピソードもこんな風に笑いながら話してくれるんじゃないの…?隣で「もう~やめてよ~(笑)」って照れてちょっと怒りながらまんざらでもない顔したい…。ねえちょっとホジュンさんズルくない!?(突然の嫉妬)

いや~危なかった。髪型とメイクが好みだったら平和島に本籍地を移してしまうところでした。

こちらが髪の毛がちんちくりんになる前のサンドさんです。この付き合いたさがすごい!2018夏

あまりの静けさに思わず「大丈夫…?」と聞いてしまいたくなる綺麗な地蔵ことゼロさんは、中盤で喋り出したと思ったら「ヘッドセットをつけたのに、マイクを持ったままパフォーマンスしちゃってました…」「振付がなんかやりにくいと思ったんですよね…」て言っててこっちもこっちでヤバかったです。

ゼロさん、その後の質問コーナーでは、「最近あった面白い事を教えてください」というお題に、「サンウォンさんが「もうやらない」と言っていたはずのゲームを再開して夜更かししていた。ビジュさんからの練習の誘いを断りたがっていたのはそのせい」とチクり、「どういうこと?」と揉め始めたビジュさんとサンウォンさんをすごく優しい目で見つめながらも決して会話に加わろうとはしませんでした。火種だけ投げ込んで焚火を楽しむスタイル。

メンバー達みんな日本語はまだまだで、基本は通訳さん頼みの中、ビジュさんは特に頑張ろうという姿勢が感じられたんですけど、語彙力に妙なムラがあるせいで、基本カタコトなのにふいに「死ンダホウガイイ…」みたいなことをボソっと言うので、客席が意味を理解して笑う前に一瞬びっくりしちゃってタイムラグが生じてたのが面白かったです。

180711「XENO-T Comeback SHOW-」

ライブ中は事前に指定された1曲に限り撮影できます。私のスマホでは何も伝えることは出来ませんが、「撮れるのだな」ということだけ分かっていただければなと思います。

ラストの曲が終ってメンバー達が帰っていく時、「ありがと~」とか「またね~」とか言うのかと思ったら、サンドさんが「残念…。さよなら」と言い残して背中を向けて舞台袖に消えていって、「そんな突き放すみたいな最後の一言ある!?」ってびっくりしてすごい笑ってしまいました。(このあとアンコールでもう一回出てきてくれた)

特典会

会場のセッティングのあと、メンバー達が改めて出てきてのフォトタイム・ハイタッチ会(来場者全員が対象)と、特典券やCDを購入した人向けのサイン会・撮影会があります。

180711「XENO-T Comeback SHOW-」

「撮れるのだな」ということだけ分かってください。ビジュさんには犠牲になってもらいました。

ハイタッチは両手で、っていう時点でもう軽く緊張したんですけど、1番目にいたサンドさん(付き合いたい)が、視線をあわせて私が手を重ねようとした直前でいきなりササッと手の位置を動かして、「えっ??」てなりながらも手の平を合わせようとアワアワしている私を目を細めて優しく笑いながら待つっていうのをくらわせてきて、あまりの良さに完全にメスの顔になってしまいました。

おかげで何もかもふっとんで残りのメンバーにはほぼ何も言えず、最後のビジュさんに至っては互いに無言で見つめ合いながらソッと手を合わせるというしっとりした間を味わう羽目に。ゼロさんはすごく静かな声で「コマウォヨ」だか「カムサムニダ」だか言ってくれて、「そこは喋るんだ!」と思った記憶があります。

いや~しかしサンドさんにはびっくりしました。顔なじみのファンとかじゃなく完全ド新規にこれやれるのすごくないですか?こんな男を野放しにしていたら、ハーメルンの笛吹き男的な感じで平和島の娘全員がサンドさんの尻を追いかけて行ってしまうのでは?

この後の特典会の様子も見ていたかったというか事と次第によっては特典券買いに行くところだったんですけど、実はライブの中盤くらいから空調のパワーがすごくて、楽しいんだか寒いんだかもうよくわからないみたいなかなりギリのところにいたので、耐えきれずにそのまま外に出てしまいました。夏の夜のむわっとした空気がお湯に浸かったみたいにしみわたりました…。運営の人はオタクのことよく知らないのかもしれないけど、オタクわ寒いと死んじゃうんだよ…?

おわりに

セトリはタプド時代のもの+カバー曲が1~2曲?だったのかなあ多分。サンウォンさんがとある曲で「歌いながら、僕たちが最後にやったサイン会のことを思い出しました」みたいな話をしてたんですけど、それは楽しい記憶なのか切ない記憶なのかどっちなのかな…ということが気になった部外者(色々あるグループのメンバーの心情に敏感)。

言葉の問題もあるのか、トークのキャッチボールは基本フワッフワしててたまにちゃんと着地する感じで、それはそれで面白いです。ビジュさんが飼ってる犬について「うちの犬は歌うんですよ」「作曲もします」とかなんとか言ってるのに、「へえ…そうなんだ……」みたいなリアクションのまま「じゃあ次の曲」で終ってたのには笑いました。

お客さんは確かに多くはないけど、慣れた人が多いぶん場の雰囲気自体は良かったと思います。会場がもっと小さいハコならもっと良いんじゃないかなあ。熱気もこもるだろうし…。

7月の公演は22日(日)までですが、既に8月の公演も決定しているようなので、カーディガンなど何か羽織れるものを鞄につめてちょいと島まで向かってみてはいかがでしょうか。サンドさんの空気感を浴びて「なるほどこの感じね~?」てなって欲しい。まんざらでもない顔になってほしい。


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