「THE UNIT」感想、EP2（2017.10.28放送分）。引き続きオーディションです。

【公式フル動画】：The Unit | 더 유닛 – Ep.2 : Reappraisal

イム・ジュンヒョク（元DAY6）

[元DAY6] イム・ジュンヒョク

しょっぱなから「どうしてグループを辞めたのかを知りたい」とかますRainパイセン。ぶち込んでいくスタイル。

ここから本人インタビューに切り替わり、「JYPエンタからデビューして、2015年にDAY6に加入したあと2016年に脱退しました」と自己紹介。グループとしてさあこれからだっていう時の脱退・契約解除だったので話題になりましたよね。当時は、ファンと付き合っていたことが大きな理由じゃないかと推察されてました。

「彼は本当にファンと交際していたのか…？」っていうテロップが出て、何か明かされるのかと思いきや「迷惑をかけていると思って…僕もつらかったです」の一言だけで終わるという。なんなんだよ。

そんなモヤモヤした気持ちで見ることになったのはキム・ボムスの「너의 집 앞에서」（君の家の前で）の弾き語り。

【オーディション動画】：더 유닛 – 임준혁, 직접 피아노 치며 감미로운 무대!

この顔汗がすごい2017。顎からポタポタ滴り落ちるくらいで、ものすごいプレッシャーだったんだろうなというのがよくわかります。

メンター陣の評価は別に多数決でも何でもないのに、いちいちこういう「あの子のブートどうする～？」の話し合いのターンがあるの全然意味がわからない。1人でトイレに行けないタイプか？

あとサラっとメンター陣の顔ぶれが変わって（別日の収録に切り替わって）ますね。知らん人がいます。

ジュニョクさんは歌唱とピアノを評価され、結果4ブートで通過。
Rainパイセンが「アイドルは歌だけじゃなくて踊りも必要だというイメージを壊して欲しい。君はそういう新しい音楽が出来ると思う」みたいなことを言っていて、私よくわからないんですけどそれを実現できる場がDAY6だったのでは…？とは思いました。

シユン（元PARAN・元U-KISS AJ)

[元U-KISS] シユン

留学を理由に活動を休止したままアイドルグループから脱退してソロのシンガーソングライターとして活動を始めていたはずの元メンバーがアイドルオーディションに挑戦している姿を見た時のファンの気持ちを述べよ（最大300字・配点10点）

模範回答：「つらい」

変な髪色とトンチキな服（無駄に色味を揃えている）でアイドルとして再起をかけようとしている推しグループの元お気に入りメンバー、つらさしかない。私、AJのウチワ振ってたこともあるんですよ…ヘヘ…。

【オーディション動画】：더 유닛 – 파란 멤버 시윤의 자작 랩!

おそらくとっておきの自作ラップを披露したのに、学歴紹介（コロンビア大在学中）の方が尺が長かったくらいにカットされて、ラッパーのSanEさんから「全体的に何を言ってるのか聴き取れない」と言われているところを見せられるという精神的拷問。

結果は0ブートで落選。つらい。

後日本人が語っていたところによると、これはいわゆる「悪魔の編集」で、実際SanEさんは誉め言葉もくれていたとのこと。そう。

あとどうでもいい分かりづらい話として、シユンこと元U-KISS・AJの留学中にU-KISSに加入したのがじゅんくんで、2人はグループの在籍時期自体は被ってるんですけど直接顔を合わせたり何らかのコミュニケーションをしてる様子はファンは一度も見られてないんですよね。もしシユンがここで合格してたらじゅんくんとの初共演が実現してたかもしれないっていう。そういう胃の痛みもあります。

落選者たち

シユンからの流れで「こんな人も落ちてます」な落選者をドドドっと紹介。仮面姿の子はプデュにも出てた子ですね…。

BIGSTAR

[BIGSTAR] ソンハク / FEELDOG / レファン / ジュド

デビューは2012年。「ヤンチャなパリピ」のコンセプトで売り出そうと、代表が費用と手間をかけた曲だったけれど、「今思うと自分達にはあんまりあってなかったと思います」（ピルドク）「僕ほんとはパリピでも派手でもないし」（レファン）というデビュー曲、私すごい好きですよ…（HOTBOY – BIGSTAR ）

2015年のカムバを最後に活動も出来ず、レファンさんいわく「正直、どん底だった」と。

「野心がありました」「自分達はまだやれると会社に証明したかった」「何故自分達のようなグループを放っておいたのか、と」っていうピルドクさんの言葉、勇敢な兄弟（事務所代表）はどんな気持ちで聞いてる！？ねえ！？あとこの話してる時ピルドクさんだけ椅子すごい高くされててかわいいね！？

自作の振付で、キム・セジョン「꽃길」（花道）を披露。

【オーディション動画】：더 유닛 – 빅스타 등장! 심사위원의 마음을 훔쳐간 필독의 무대!

スーパーブートを逃すも、Rainパイセンから「ベストを見せてくれ」と言われ、ピルドクさんが見せたソロダンスで審査員大盛り上がり。
「今まで何してたんだ」「THE UNITは君のような人にチャンスを与えるために存在しているんだ」と褒められて審査員全員からのALLブートを獲得したピルドクさん、別に隠れていたわけでもなくそれなりに番組なんかにも出て活動していたのですが…。

続くジュドさんは3ブート、ソロダンスで脱いでバキバキの体を披露したソンハクさんは3ブート。
やたらと鍛えて筋肉をつけてしまう（そして脱ぐ）という売れてないアイドルあるある。

15&の「I Dream」を歌ったレファンさんは2人のヒョナさんから2ブートを獲得。君の歌声には女性陣の心の琴線に触れるものがあったという評価を聞いて、安心からか思わず泣きだすレファンさん。

【オーディション動画】：더 유닛 – 빅스타 등장! 심사위원의 마음을 훔쳐간 필독의 무대!

「何度も諦めようと思いました。でも、自分には他に出来ることは何もなくて」
「他に好きなこともやりたいこともなくて」
「自分が出来る唯一のことは歌うことだと思って」
「バックステージにいる時、落選するんじゃないかと不安でした」
「もうすぐチュソクなのに。親には”家には帰れないと思う”と伝えていたのに。落ちたら戻らないといけないし。こんな風でどうやって家に帰ればいいのかと」

勇敢な兄弟（事務所代表）、どんな気持ちで聞いてるぅ！？

イ・ジョンハ

イ・ジョンハ

「当方切実です！！！」なびぐすたから一転、新人俳優ことほぼ素人の登場。唯一のテレビ出演は学生クイズ番組というイジョンハくん。

選んだ曲はB1A4の「이게 무슨 일이야（イゲムスンイリヤ）」

昔JYPに誘われたものの、「アイドルにはなりたかったけれど、才能が無いことが分かっていたので走って逃げました」という言葉に納得するしかない驚きのポンコツパフォーマンスを披露。歌もダンスも両方同じくらいひどい。すごい。なんで戻ってきちゃった？

【オーディション動画】：더 유닛 – 래환의 진심 가득한 무대에 두 현아 ‘눈물’

パフォーマンスを終え、普通ならお通夜か罵倒会場になりかねない中、物怖じせずにニッコニコ笑うイジョンハくんにメンター陣も観客もなすすべなし。「彼から出ているオーラが全部をカバーしてしまう」（SanE）「彼を見て観客みんなが楽しそうに笑っていました」（ヒョナ）「人の笑顔と笑いを誘うすごい才能がある」（チョ・ヒョナ）

特にRainパイセンはメロメロで、ステージに降りて直々のダンス指導まで。

甘えられて「もぉ～～」なRainパイセン

結果、なんやかんやで4ブートを獲得してまさかの合格。

「これは論争を生むかもしれない」「君は合格する資格があったわけじゃない」「でも、興味があった。君がどれくらい進歩できるのか」「スキルではなくて、魅力を選んだ」（Rain）と、一応「努力が必要だよ」というような念押しはあったんですけど、まあほぼ完全な人柄合格ですよね。

だってこの子基本ずっと口が開いてるんですよ…勝てないですよこんなもん…。